デヴィッド・リンチは石版に夢中

デヴィッド・リンチ近影ということで、今回はベルギー南部フランス語圏公共放送機関(RTBF)にて放送された、デヴィッド・リンチ新作リトグラフ(石版画)展のもようを紹介。

デヴィッド・リンチは最近このように発言している。

「私は65歳だ。人は、50代を過ぎると、自分の性的能力が健在であることを誇示するため、巨大なタワーを作りたがるという。私は、始まりと終わりを持ったもの、映画、作曲、あらゆる種類のオブジェクトを作ってきた。今、私はそれを一緒にしたものを作りたいと思っている。もともと、私は絵を描くことから始めた。…ここ3年の間、私はモンパルナスの石版画のスタジオで仕事をしている。ピカソやミロが描いた同じ場所、同じ石に刻んでいる。…」

こちらはパリの伝統的なワークショップ”Idem Paris”でのリトグラフ製作(プリント工程)を撮影したもので、デヴィッド·リンチのあたらしい映像作品でもある。リンチらしい機械的なものへのフェティッシュというか、感動がダイレクトに伝わる。

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