映画かるた「な」行

映画を題材にした「映画かるた」を製作しています。
今回は、その中から、「な」行の5枚をご紹介いたします。

忙しくなったこともあり、製作に時間がかかっています。もう死ぬまでに完成すればいいように思えてきました…。


何を隠そう、この「な」の札を作るために、映画かるたを始めたと言っても過言ではありません。
エリア・カザン監督は才能ある映画作家ではありますが、ハリウッドに「赤狩り(共産主義者への糾弾)」の嵐が吹き荒れるなか、友人でもある業界人11人の名前を出すことによって、映画制作を継続することができるようになりました。
政治的な抑圧から身を守るためだったと擁護する声もありますが、この情報により多くの映画人がハリウッドを追われ、夢を断たれ職を失ったことは事実。この忘れてはならない出来事を記憶する一助として、「な」の札を作りました。

こんな歴史的なことも学べる、素晴らしい映画かるた。


本当の話です。俳優ニコラス・ケイジは、ルイジアナ州ニュー・オーリンズのセントルイス墓地に、ピラミッド型の墓を購入したもよう。近くに行った際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。


ヌンチャクは凶器です。ブルース・リーの安易なパロディーをやろうとして、修行を積んでいない者が張り切って「本物」を振り回すと、大変なことになります。


これは、現代の悲劇という他ありませんね…。ネットを見ないようにしていても、都市生活をしている限り、あらゆる方面から全てのネタバレを回避するなど不可能…!完全に情報をシャットダウンするためには、人のいない大自然の奥地に引きこもるしかないのです。
ちなみに、この小屋はドラマ「大草原の小さな家」に出てくる、小さな家をモデルにしています。


ホラー的な札です。
日本の学校の教頭に多いと思われる、吸血鬼タイプの先生。この手の先生は、なぜか校長になれません。
F・W・ムルナウ監督の『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)が有名ですが、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の『ノスフェラトゥ』(1979)では、どう見ても吸血鬼にしか見えない男が、歓待してくれるシーンがものすごく面白いです。


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